補助金には目的や趣旨があります。
補助金は、国や自治体の政策目標（目指す姿）に合わせて、さまざまな分野で募集されており、事業者の取り組みをサポートするために資金の一部を給付するというものです。それぞれの補助金の「目的・趣旨」を確認し、自分の事業とマッチする補助金を見つけましょう。
全額補助されるものではありません。
補助金は、必ずしもすべての経費がもらえる訳ではありません。事前に補助対象となる経費・補助の割合・上限額などを確認しましょう。
審査があります
融資などとは異なりお金を返済する必要はありませんが、補助金には審査があるので、「申請したら必ずもらえる」というものではありません。補助の有無や金額は「事前の審査」と「事後の検査」によって決まります。また、原則、補助金は後払い（精算払い）なので、事業の実施後に必要書類を提出して検査を受けた後、受け取ることができます。
期間の制限があります
常に補助金の申請を受け付けているわけではありません。期間の制限があります。また、受付期間終了と共に廃止されてしまう補助金もありますし、新たに新設される補助金もあります。国や自治体が積極的に宣伝しているわけではないので、常に最新情報をチェックしなくてはなりません。
補助金のながれ
これは小規模事業者持続化補助金の例です。
灰色の枠の部分は補助金申請者が行い、白抜きの部分は補助金を交付する行政庁が行います。
補助金の流れはおおよそこのようになっています。
又、注意することとして
補助金は一般的に採択決定後、自己資金で補助事業を実施します。
その後、期限までに実施したことを証明する書類（実績報告書）を提出します。
